第４回公募の採択結果

経済産業省（中小企業庁）から令和2年度第3次補正予算「事業再構築補助金」（第４回公募）の結果が公表されました。（令和４年３月３日公表）
※当協会は第1回、第2回公募、第3回公募、第4回公募において、複数の採択実績をあげております。

【通常枠】

応募総数	15,036
採択数	5,700
採択率	37.9%	（応募総数に対する採択率）

【緊急事態宣言特別枠】

応募総数	4,217
採択数	2,806
採択率	65.5%	（応募総数に対する採択率）

【最低賃金枠】

応募総数	391
採択数	290
採択率	74.2%	（応募総数に対する採択率）

【通常枠】の採択率は、第2回・第3回公募とほぼ同じ水準となっています。
【緊急事態宣言特別枠】や【最低賃金枠】は、採択率が上がってきています。
※申請される補助金の額が少額（例：従業員数20人以下の場合で500万円以下など）の場合は、できるだけこれらの優先枠での申請を検討されたほうがいいと思います。

【採択された補助金額によるシェア】
採択金額の分布（全類型合計）を 1,500 万円単位で分析すると、 100～1,500 万円が44%と最も多く、全体の 4 割以上を占めています。次いで、 1,501~3,000 万円が 22%と2 割以上となっています。

【福岡県】
福岡県の総応募件数に対する採択率は、43.6%で、全国平均（44.8%)を若干下回っています。
採択率が高いのは、高知・秋田・岩手県などで、これらの地域は応募件数自体が100件未満と少数であり、大都市圏に比べて事業計画の内容が固い案件のみの応募が多いのではないかと推測されます。

※依然として、書類の不備で申請できないケースがまだまだ多いようです。
　必要書類のチェックや、事業計画指針の要件チェックが重要です。

よくある電子申請の不備